北海道のフランス料理「サヴール」 2018年4月
北海道の食材を使用した、人気のフランス料理店です。12席の小さなお店で、フランス料理店には珍しく、カウンター席もあるので気軽に行けそうな感じがします。公式サイトから予約できます。
すすきのです。雨が降っていてちょっと寒いです。
すすきの駅1番出口徒歩1分、TM-24ビルの2階です。早く着いたのでお店の前で待っていると、隣の「はちきょう」から、つっこ飯のイクラをかける掛け声が聞こえてきました。あまり早く行ってもお店は開いていないので、予約時間ちょうどくらいに行った方がいいと思います。
カウンター席を予約しました。18時に伺いましたが、この日は19時半までは予約が入っていないので貸切状態だということでした。お店の方とたくさんお話できて、得した気分です。
素敵な感じのテーブル席もあります。
グラスワインは、どれがどんな感じのワインか教えてくれるので、わからなくても安心です。
1万円の「サヴール」コースにしました。一品目はチョリソーとポテトチップスです。高級そうな大人の味で、お酒に良く合います。
ポタージュです。付け合わせは春らしく、ふきのとうでした。
ホタテとキャビアと山わさびです。
アンコウとあん肝です。盛り付けも春らしくておしゃれです。
パンは熱々で出て来ました。北海道産の小麦を使った自家製パンで、ヨーロッパっぽくしてほしいので灰色っぽくなるように小麦粉を作ってもらったそうです。美味しくてお代わりしました。
サラダの下には、羊のアキレス腱などを使用した、コラーゲンたっぷりの肉料理が隠れています。ほどよい塩気が野菜と良く合っていて、とても美味しいです。これを食べるために来店するお客さんもいるそうです。
このお店の人気メニュー、クネルです。お店に行くまでは「クネルって何」という感じだったのですが、調べたところ「魚などをすりつぶして、卵・パン粉・調味料などを加えて茹でたり蒸したりしたもの」ということでした。カニや雲丹などを使用しており、食感はふわっとしています。グツグツ煮立った状態で出てきます。ソースも魚介の味が出ていてとても美味しいです。
ニンジンのパンです。甘くて美味しいです。
シャルドネのグラニテ お酒が好きな人はすごく好きだと思います。お口直しに、ということで少量でしたがかなり満足です。
鴨肉とたけのこです。酢のソースや黒糖のソース、焼き芋のパウダーで頂きます。
マキヒロチさんの「創太郎の出張ぼっちめし」に、このお店が登場します。どのお店も実在のお店で、サヴールは第一話と最終話という、かなり重要なポイントで出てきます。本にサインも入っていました。
お店の方も出てきます。奥さんが一番出ているそうです。お料理を待っている間にでも読んでみてくださいねと渡されました。フランス料理店ということでちょっと緊張していましたが、親しみやすいところもあっていい感じです。
デザートは何種類かのアイスやケーキから選べます。デコポンのサバランにしました。どこかでシメパフェを食べて帰ろうかと思っていましたが、パフェのようだしかなりボリュームもあったので、十分満足しました。
コーヒーにはクロッカン、マドレーヌ、メレンゲがついてきました。帰りには、お土産にデコポンのパウンドケーキを頂きました。金・土・日はランチもやっているそうです。